\0 斉藤ゆかり
ある犯罪結社に所属する改造人間。変身前は異様に重い体重に苦しむ、どちらかと言うと非力な少女。
蜥蜴型の大型生物(体長2m程度、尻尾除く)に変身する能力を付与されており、変身後は拳銃弾に抗堪
し得る極めて頑丈な皮膚、強大な筋肉、強力な爪と尾を得る。(技術上の観点から顎、牙は故意にオミット
されている) 基本的な戦闘方法は打撃を中心とした格闘戦であり、殺傷力が高いことから爪の使用を好まない。
組織の中では新参であることから様々な抗争に狩り出されており、新参でありながら戦闘経験が豊富な
方である。現在は序列9番の大幹部ではあるが、必ずしも発言権は強くない。
普段の姿のカバー(偽装身分)は小学校4年生、9歳。元違法薬物のヘビーユーザ。大麻を好む。
覚醒剤は経験があるがあまり好きではない。セックスドラッグも苦手な方。身体改造により、身体への薬物の
影響が未知のものとなってしまい、現在は薬物を使用していない。
改造前は研究者であり、25歳の年齢相応の外見だった。ある事情により他人の多額の借金を肩代わりした
事により、文字通り「身体を売る」事態に陥った。現在は借金を清算した後、いままでの身分や戸籍を捨てて
新しい他人の戸籍を使用した別人として生きており、組織に所属している。
趣味はぬいぐるみ集めと野球観戦(特定球団のファンではない)、美術館、水族館見学、テレビゲーム(特に
アーマードコアを好む)。特に好きな画家はコロー、グスタフ・クリムト、円山応挙。
好きな食べ物はラーメンで、魚介系出汁を特に好む。濃い豚骨系は余り好きではない。
好きな色は水色。好きなバンドはFaith No More、Dredg、斉藤和義、チャットモンチー。
彼女が現在の境遇となる原因を作った人物が好んでいた事から、Depeche Modeは余り好きではない。
誕生日は3月9日、誕生花はアセビ、花言葉は「犠牲」。身長131cm、体重130kg前後。B63W59H71。
学校に対する説明では、組織が偽造した診断書を用い、特異体質として通している。
脳及び子宮、卵巣を素体(後述)に移植されている。
\1 わに吉
UFOキャッチャーでゆかりが取ったぬいぐるみ。命名もゆかり。
青峰の手で通信機器の類が埋め込まれており(その際ゆかりは激怒したため、外見
を可能な限り組織に在籍する、元玩具製造関係者が修理した)見た目上はそうとは判らない。
時折秘密通信に使用され、ボスの指令を受け取る際に使用する。
今のところ出番が無い。
・犯罪結社『黒峰会』
ゆかりや青峰の所属する犯罪組織。フロント企業を活用し膨大な利益を上げており、潤沢な資金を
背景に改造人間の製造、研究を進めている。もっとも改造人間の研究が進んだ(と称している)組織の
一つであり、事実、改造人間を用いた抗争では常に優位に立っている。在来のいわゆる暴力団とは
若干異なった組織形態と風土を持つが、一部の「シノギ」が重複しており、既存暴力団との抗争も激化
している。(そういった抗争の際にも改造人間を投入し、決勝戦力とする事が多い)
ボス及び研究部門は、かつて改造人間を開発した、最初の犯罪組織「暁」の残党。
ボスは最初期の改造人間であり、最新の研究技術を惜しげ無く注ぎ込まれている。
「暁」崩壊の際、研究部門の設備及び人材の大半を手に入れた事から現在の優位が生まれている。
研究が最も進んでいる、というのは決してハッタリではない。
強化細胞(後述)や人体組織の一部を機械等で置換する改造手術により「人間以上」の
性能を付与された人間。主に前者が使用され、稀に後者の手段が併用される。
基本的には既存の人体組織上部に強化細胞を移植する方法が取られる。人体組織の置換も
場合によっては行われる。
ゆかりの所属する組織は、対象者のクローンを強化細胞を併用し、素体を作成してから
脳等の必要な人体組織を移植する方法を取っている。強化細胞に適応した身体を最初から
作ることが出来るため、既存の肉体を使用する方法と比べ、基本性能において懸絶するばかり
でなく、拡張性・発展性に富み、拒絶反応も一定以上抑止する事が出来る。但し、身体の寿命
はクローン技術の限界に左右され、短くなる場合がある。
高度な技術が必要なこと、経費が跳ね上がる事が問題点として指摘されるが、完成品の性能
は大きく異なり、ずぶの素人であるゆかりでも容易く暴力慣れしている他組織の改造人間を
圧倒することが出来る。
筋力等、判りやすい部分だけではなく、内臓系の能力向上にも大きく差が生じ、例えば肺機能の
性能差から、一方は息切れを起こさず、他方は増大する酸素消費量を賄い切れない…という程の
結果差が生じる事もある。(生身の人間が鎧を着て走り回る様を想像されたい)
変身のために使用される細胞。改造人間技術の根幹をなす。電気信号の刺激により活性化し、身体能力を
強化する。最も一般的な使われ方は、筋力の増強、硬化による防御力向上である。通常は人体組織の上に
移植され、使用しない状態では死重量となっている。強化細胞を一部通常の細胞と代替し、重量軽減も可能
ではあるが、副作用が未知のため好まれない。遺伝子工学を利用した研究の発展により、新しい器官を体内に
生成する事も可能となっている。(例えば毒物を蓄積し、必要に応じて放出する器官等)
元々は障碍者の義手・義足や、介護用のパワードスーツの生体版のために研究されていた技術であるが
「暁」のフロント企業に買収されてから、表立っては研究失敗、放棄とされ、改造人間技術に転用されている。
内臓機能の強化にも使用することが出来、変身後の改造人間の代謝を支える事に貢献している。
感覚器官の能力拡張にはあまり向いていないが、一部では成功しており、ゆかりの目などに成果が使用
されている。
一般的に、強化細胞を多く使えば強力になるが、死重量が増加しすぎると日常生活や
変身を伴えない状況での武力抗争に不利益となるため、最適な比率については試行錯
誤が続いている。
ゆかりの素体は日常生活をほぼ犠牲にするという設計思想で作られており、変身後は
強力であるが、日常生活に重い負荷を掛けている。
電気刺激により強化細胞を活性化させることによって、外見上も著しい変化が生じ、俗に
「変身」という行為を行える。活性化は外部刺激が必須であるが、逆に休止させることは
本人の意志のみで可能である。
活性化により著しく代謝が向上し、エネルギーを大きく使うため、変身解除後は体重が
大きく落ち、老廃物が一時的に激増する。
理論上は身体活動のためのエネルギーを使い尽くせば解除される(疲労困憊するが)
ため起こりえないが、元の人間の姿に戻れなくなるのではないか、細胞に食い尽くされるの
ではないか、という迷信として改造人間から恐れられている。そういった悲劇的実例は
存在しないとされている。
但し、強化細胞の安定化から、長時間の変身後、解除に若干時間が掛かる事は経験上
認められている。
身分偽装を徹底するため、小学校への通学を行っている。
一応両親はいることになっており、組織の幹部(ゆかりより格下である)が家庭訪問等の際に対応している。
当然ではあるが、大抵見学している体育を除き成績は極めて優秀。
本人にとっては不本意であるが、友人も少なくない。