「蜥蜴のアリス」追悼会場
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「蜥蜴のアリス」追悼会場

諸事情によりもう書くことが出来なくなった「蜥蜴のアリス」について書き連ねるところ。


この文書に対してNYSDL(煮るなり焼くなり好きにしろドキュメントライセンス)を適用します。詳しくは以下のアドレスで。

http://www.kmonos.net/nysl/nysdl.ja.html

1. あらすじ

  • 双子、城主の実の子として生まれる
  • 片方は捨てられ(青)、片方は後継ぎとなるべく教育を受ける(赤)
  • 青の子、サーカスに拾われる。年の近いヨシュアと兄妹のように育つ
  • 赤の子、出来の悪い子として、徐々に待遇が悪くなる
  • 城主、赤の子を後継ぎにすることを諦め、捨てた子(青)を探す
  • 青の子、さらわれる。双子、そうとは知らずに再会
  • 赤の子、青の子に惚れこむ
  • 青の子、徐々に覇気を失う
  • 青の子、脱出計画をたてる
  • 青の子死亡。脱出計画は半分成功、半分失敗
  • 赤の子、自分を青の子と思い込む
  • 赤の子、サーカスへ「帰る」
  • ヨシュア、様子のおかしい「妹」を、不審に思いながらも優しく迎える
  • ヨシュアと赤の子、2年ぐらい一緒(サーカス内)に暮らす。
  • 城主死亡。病気か天寿かそのへん
  • 青の子の霊が城主の座を奪う
  • ウサギ、ヨシュアと赤の子を拉致

    ――本編開始――


  • 赤の子、城へ来て記憶を取り戻しかける
  • 青の子(霊)と赤の子、再会する
  • 青の子(霊)、ヨシュアと接近
  • 赤の子、ウサギに不思議空間と化した城からの脱出方法を問い詰める
  • 赤の子、青の子(霊)の依り代となっていた玉座を壊す。青の子は成仏
  • 赤の子、自動的に城主となる
  • 灯りのない地下室。無色の子、大きいおなかをなでている。パンを食べミルクを飲み、眠る。
  • 赤の子、記憶を完全に取り戻す。そして取り乱す
  • 灯りのない地下室。無色の子、大きいおなかをなでている。パンを食べミルクを飲み、眠る。
  • ヨシュア、赤の子を正気に戻そうとする
  • 灯りのない地下室。無色の子、食事を部屋の出口(階段の上の蓋)まで取りに行くが、無い。
  • 灯りのない地下室。ヨシュアはなぜかそこにいるが、何にも触れることが出来ない。声も出せない。
  • 灯りのない地下室に食事が届けられなくなってから数日後。無色の子のおなかに激しい痛みが走る。
  • 灯りのない地下室。ヨシュアは陣痛に苦しむ無色の子のそばで、声をかけ続ける。

    ――ホワイトアウト――


 ヨシュアが気付いたとき、そこは見知らぬ街のストリートだった。

 何を探しても自分と自分の大切な人の痕跡は無く、途方に暮れる。


 それから、いくつもの季節が過ぎて。


 ……知らない世界で、家も無く金も無く、己の素性すら言えない男は、歌う。


 それ以外に何かを伝える術を持たなかったから。


 誰に伝えるのかも、もうわからないけれど。


 昼も夜も、歌い続ける。


 缶に投げられる小銭だけを糧として、歌い続ける。

2. 赤のアリス/ミレイユ

ミレイユ・アルゼンタムを元イメージとして考えられた人物。

陰陽の陽の側。


常識から自由で、そのくせ考えすぎてがんじがらめで。

いつでも笑顔で、泣くべき時にも泣かなくて。

いつでも夢を追っていて、でも夢の先に光など無かった。


紫外線のような存在、というイメージ。

無さ過ぎてもありすぎてもいけないものの、原液のような。

3. 青のアリス/サナ

サナ・ラズワルドを元イメージとして考えられた人物。


サナ、はthanatosからきている。死にたがり。陰陽の陰の側。

4. ヨシュア

ヨシュア・アズワルドが元イメージ。



妹を取り戻したかった。

誰が妹だったのかは、もうわからない。


「呼べる名前とこの手があって、他に何が要るってんだ……」

5. ウサギ

狂言回し。


血のつながりだけを見て言えば、双子の父親である。


城主の下僕。夫婦関係などありえなかった。


無色の子に食事を運んでいたのは、彼である。

それを出来なくなった理由は不明。

6. 城主

諸悪の根源ではある。


何がしたかったんだろうね?


いや、完璧な後継ぎが欲しかった、てのはわかるけど。